2013年 04月 11日

「花下遊楽図屏風」と「キモノに咲く桜」

【博物館で お花見を】...とぃぅことで 昨日 東京国立博物館に行って参りました.
e0298782_1105333.jpg
4月10日を選んだ訳は 館内ミュージアムシアターで解説が付きましたので
それを聞きたく 昨日に行きました.

外の桜は 既に散り行く姿. なんだか 散っちゃった...と はかなさ が残るものですね.

平安時代の宮中では 花の宴で 桜の折枝を和歌に添えて 贈答し合ったそうです.
想像するだけで 優美な感じがいたしますね.

江戸時代の “ 桜に対する 美意識 ”を 大和絵 や 染織 に表し 残しています.
開催期間中 博物館の中で 桜モチーフのお花見 でございます.

( 1 )鑑賞ガイド 国宝[花下遊楽図屏風]六曲一双 
e0298782_117587.jpg
右隻の3扇と4扇 は関東大震災の際 焼失してしまったそうです. 
e0298782_1172140.jpg
左隻 踊る人・桜の木の下でそれを眺める人. 宴の賑やかさと華やかさが伝わってくるようでした.
岩や幹は水墨画 で 人や桜の花は鮮やかな色使い で 対比が明確でした.
(写真では伝わりにくいけれど)

今でぃぅパーテーションに使われていた訳ですが 今まで 気にしたことがなかったですが
絵師がいれば 屏風を作る職人さんもいて 蝶番も時代時代で発展をしていくんですね.
ガイドさんのお話を聞いて おっ ! そうだな... と思える 小さな発見.
一人で見ていただけでは 考えもしなかっただろうな...

こちらの屏風は国宝室に飾られていましたので さすが ゆったりとした空間でした.
[花下遊楽図屏風]4月14日までの展示だそうです.



( 2 )列品解説 研究員による桜の作品解説 「キモノに咲く桜」
武士女性・公家女性・町方女性のキモノを見ましたが 私が興味が湧いたのは 歌舞伎衣装でした.
e0298782_13561720.jpg
通常 歌舞伎役者といえば 男性. けれど こちらの衣装は “ 女狂言師 ” 女性が着用. なぜか...
訳がありますが それは 言わない ^.^;[歌舞伎衣装]は 4月21日まで展示されていますのでネ.

赤いキモノは 桜の立木模様に霞  遠くから見る舞台用ですので 刺繍が若干 荒め.
桜の花を刺繍で しっかり ぼってりと 強調している印象でした.

e0298782_13573269.jpg
こちらは 長襦袢. 身頃が エコ (?) な感じで作られていますが
今でいうアップリケ や 刺繍の施しは圧巻でございます.
歌舞伎衣装ならではの大胆さと鮮やかさで舞台衣装として とても目立つよう 華やかでした. 
(...実際の歌舞伎は つい先日初めて観に行ったばかりの新参者ですけれど *.*; )

館内回って 武家 公家 町方の人びと と 舞台衣装 の違いを 比べるのも 良いかも知れません.
武家の女性に比べ 公家の女性は おおらかで ゆったりとした雰囲気のキモノを着ていたそうです.
それぞれに時代の変化 と共に 刺繍糸の使い方に節約さが見られたり
逆に遊郭のセンスが見られたり...

e0298782_1437317.jpg
刺繍でカタカナが施されています.和歌の一部. いにしエノ ナラ〜???サク ミヤコ〜???笑


研究員さんが最後に詠んでくださった百人一首
『花の色はうつりにけりかな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』小野小町

桜の花の美しさは はかなく 浮き世のよう.
自分自身も美しくありたい と想う 女性心を詠っているわけですが
図々しくも 私もそう願いたいところです. (笑 ;; )

館内まだまだ たくさん 桜の題材 の品じなが展示されています.
【博物館でお花見を】は今年は14日で終了ですが 数年この時期に同企画をやっているそうです.
e0298782_1457503.jpge0298782_14571790.jpg

さくらスタンプラリー ♪






展示室5つのポイントで

スタンプを押して

5つ揃ったので トーハク オリジナルの

缶バッチがもらえました.

エンボススタンプでした.

   
   番外編へと つづきます

by rie0412h | 2013-04-11 15:02 | 日々 | Comments(0)


<< トーハク 番外編      なんとなく セオリー >>